東村山市内散策

ご案内

見どころマップ

東村山市の観光スポットと見どころをまとめてご紹介しています。ぜひ市内散策にご利用ください。

1.徳蔵時・板碑保存館(国・重要文化財)

臨済宗大徳寺派で1616年(元和2年)に壁英禅師による中興開山と伝えています。国の重要文化財である元弘の板碑を始めとして多数の板碑や多くの考古・民族資料を収集し、「ちらかし寺」と呼ばれました。「徳蔵寺板碑保存館」として貴重な資料が公開されている。

2.八国山緑地(トトロの森)

標高89.4m。東西1.5km、南北100mから300m。面積39.1ヘクタール。その頂きから上野・下野・常陸・安房・相模・駿河・信濃・甲斐の八国の山々が見渡せたことからその名がついたとされます。良好な自然環境が残されており野鳥、昆虫、野草の宝庫です。また、「となりのトトロ」の舞台となったことでも有名です。

3.久米川古戦場跡

狭山丘陵東麓から前川・後川をはさみ鎌倉街道一帯に広がっています。新田義貞の鎌倉攻めや1335年(建武2年)北条高時の遺子時行と足利尊氏の弟直義らの戦いや1352年(正平7年)の武蔵野合戦などの幾多の戦場となりました。頂上にある小さな塚は将軍塚と呼ばれています。

4.狭山自然公園

多摩湖に隣接する自然公園。面積約24ヘクタール。堰堤の上からは公園はもとより雄大な貯水池を中心とする周囲の景色が一望できます。春には桜見物のポイントにもなります。一帯は古代遺跡の地で、これまでにナウマン像の化石や鎌などの石器が発掘されています。

5.下宅部遺跡

縄文時代、古墳時代、奈良・平安時代の数多くの遺構・遺物が発見された遺跡です。特に今から3,500年前の縄文時代後期の川の流れ跡が見つかり、そこから水辺の施設や、たくさんの縄文土器、石器、弓などの木の道具、シカやイノシシの骨、当時の木の実等貴重な資料が見つかっています。このため当時の生活や自然環境などを具体的に復元することのできる貴重な遺跡です。

6.北山公園菖蒲苑(新東京100景)

狭山丘陵を背景にした自然公園で新東京100景に選ばれています。
公園面積約5.3ha。豊かな水と緑に囲まれ四季を通じて花が楽しめます。中でも初夏に咲く220種8,000株100,000本の花菖蒲は多くの観光客の目を楽しませています。
周辺には果樹園や手打ちうどん屋があります。

イベント

東村山菖蒲まつり6月特産品や飲食の屋台出店あり
北山わんぱく夏まつり8月第1日曜カヌー体験やライブ、ミニハイク

管理:東村山市みどりと公園課
TEL:042-393-5111

7.正福寺 地蔵堂(国宝)

正福寺は金剛山と号し、鎌倉の大本山建長寺末に属する臨済宗のお寺です。境内の地蔵堂は都内唯一の国宝木造建造物です。鎌倉の円覚寺舎利殿とともに禅宗様建築の代表的遺構で、昭和9年改修の際に発見された墨書銘により、室町時代の1407年(応永14年)建立とされています。回堂内には江戸時代の地蔵信仰により、多くの小地蔵尊像が奉納されています。毎年9月24日一般公開。また正福寺は北条時宗が建立されたと伝えられています。

8.梅岩寺のけやき(都天然記念物)

梅岩寺山門の左側にそびえる大けやき。
推定樹齢700年。目通り6.6m。高さ約32m。
都内有数の巨木であり、江戸時代末に編さんされた「新編武蔵風土寄稿」にも紹介されています。また山門の右側には推定樹齢600年といわれているかやの木もあります。

9.秋津神社

ヤマトタケルノミコトを祭神としていますが石造りの不動明王を祀り、秋津のお不動様として近郷近在の人々の信仰をあつめています。境内には「力石」という力比べや大人の仲間入りをする、力だめしの大きな石が奉納されています。本殿の正面と側面は精巧な彫刻が施されています。

10.恩多野火止水車苑

江戸時代、玉川上水の分水を利用した水車は各地に設けられ、市内には大岱村に野火止用水を利用して水車が設けられました。水車は小麦等の穀物を製粉し商品価値を高め、製品は江戸に送り出されました。現在の水車苑はそうした歴史を現在に伝えるため平成3年に復元されました。苑内は雑木林に囲まれ、木漏れ日の中静かに水車が回っています。

11.野火止用水

1655年(承応4年)川越城主松平伊豆守信網の命で、野火止台地や武蔵野台地のかんがい用水として造られました。
別名伊豆殿堀ともいわれます。
玉川上水を小川村(小平市)で分水し新座市野火止めまで約20kmの用水です。周辺は武蔵野の雑木林が多く残り市民の憩いの場となっています。

12.万年橋のケヤキ

野火止用水にケヤキが勢いよく根を伸ばして橋のように流れをまたいでいるので、俗に「万年橋のケヤキ」といいます。
昔はケヤキの根を実際に橋として利用していました。
昭和49年にはケヤキの木が「市の木」になりました。